みなさんには、「推し」はいらっしゃいますか?私はいます。鎌倉幕府 第三代将軍、源実朝 (1192~1219)です。
私は数年前から彼のことに興味を持ち、調べ始め、イラストを描いたりグッズを作ったりするなどしておりました。「推し活」の一種と言えるでしょう。
ただその実朝の「推し活」で最も盛り上がった期間がありました。それは、実朝の叔父・北条義時 (1163~1224)を主人公としたNHK 大河ドラマ 「鎌倉殿の13人」が放送された2022年です。
ドラマ本編に実朝が登場したのはもちろん、関連書籍の出版やイベント・展示会などが実施され、それまで私が体験したことが無いような"実朝フィーバー"が巻き起こりました。2022年は本当に鎌倉時代 一色、という感じでした。
盛り上がった様子。
そんな2022年の秋に、「鎌倉幕府 三代将軍を応援する会」と題して同じく実朝が好きなフォロワーさんと一泊二日の「推し活」を行ってきました。 こちらの記事は、その「推し活」の汗と涙の記録です。実朝で「推し活」がやりたい!今後大河ドラマ に出てくる推しで「推し活」したい!よくわからないけど楽しそうに「推し活」してる人が見たい!という方の助けになれば幸いです。
2020年1月に「2022年の大河ドラマ は北条義時 が主人公!(2022年大河ドラマは「鎌倉殿の13人」に決定!主演は小栗旬 | WEBザテレビジョン (thetv.jp) 、2023年5月16日閲覧)(NHK の発表は既に消えてるようでしたので他サイトで失礼します) 」という報道を見て、「つまり実朝も出る…」と理解してから、私にはやりたいことがありました。
そう、応援上映 です。
なんか…「こっち向いて♡」みたいなうちわとかペンライト振って応援したい!いい感じに気心が知れた人と一緒にキャッキャした~い!! という夢がありました。応援上映 に対するイメージが曖昧ですが、所謂「推し活」っぽい「推し活」がしたかったのです。そもそも大河ドラマ の放送を応援「上映」と呼んでいいのか謎ですが…
キャッキャした~いという思いは2年後の2022年1月に放送が始まってもあったのですが、実際に話が動いたのは同じ年の5月でした。話が動いたと書くと大げさですが、ただ単に一緒に実朝の展示を見ていたフォロワーさんに「あの…一緒に大河見ませんか…?」と言っただけです。
ありがたいことにその場で「いいですね!」と言ってくださったので、早速計画を立てることにしました。
横浜の大佛次郎記念館 にて開催された「実朝と桜子」展を見に行った時のことでした(テーマ展示「実朝と桜子~大佛次郎が紡いだ武士(もののふ)と雅(みやび)~」 | 大佛次郎記念館 (yafjp.org) 、2023年5月16日閲覧 )
ただ、ウキウキであれしようこれしようと計画を立てている中、我々は単純にして重大な問題に直面します。
それは「いつやるか」ということです。
先程も述べたように、「鎌倉殿の13人」は実朝の叔父・北条義時 が主人公であり、非常にざっくり言うと頼朝の挙兵(1180)~承久の乱 (1221)までの約40年間を描いています。
その中で、実朝の人生は1192年から1219年です。ドラマ的なことを考えると、どうあがいても途中で登場し途中で退場する ことになります。
しかし、具体的にいつ登場していつ退場するのか? それが2022年5月の段階ではわかりませんでした。
前年の12月に発売されていた『NHK 大河ドラマ ・ガイド 鎌倉殿の13人 前編』(NHK 出版、2022年1月30日) にはこの先のあらすじが載っていますが、掲載されているのは第20回「帰ってきた義経 」(5月22日放送)までであり、実朝はまだ登場していません。
普通に計算すればだいたい中盤に登場、終盤あたりに退場…かと思われますが、そんな素直に時が流れるかはわかりません。あくまで本作は歴史を元にした創作物です。
鎌倉時代 に書かれた歴史書 である「吾妻鏡 」などに記録された出来事の中でも、作中において重要な事件であれば当然時間をかけるでしょうし(上総広常誅殺は結構じっくりやってるなあと思いました ) 、逆に有名な出来事でもばっさりカットされる(奥州藤原氏 討伐の時に頼朝が大勢の御家人 たち率いて出兵したとか)(有名だもん)(見たかったんだもん…) こともあります。歴史ものあるあると言えばあるあるですが、脚本家が脚本家だけに余計読めなくなってきます。
「実朝のこのエピソード見たいな🎶」とうかうかしていたら、ある日突然退場してしまいえ?……………………… となるかもしれません。恐ろしいですね。
それだったら実朝が登場したらすぐに…とも思いましたが、せっかくだったら実朝が活躍する回で応援したい…。 2年待ったんです……。本当に…………。
そのため、応援上映 をやるのは実朝が「鎌倉殿」になってから、つまり実朝が将軍になった1203年9月以降にしようとなりました。
しかし、作中で実朝が将軍になるのは実際いつなのか。2年の重みからいろいろな可能性を考えてしまいますが…とりあえず、おおまかな流れは「吾妻鏡 」などを参考にして、秋ごろがいいのではないかとなりました。
カレンダーを確認してみると、丁度9月半ばに土・日・月という3連休があるではありませんか。日曜の夜に放送される大河を見てその次の日に遊ぶ、なんて良いスケジュールでしょう。ということで、応援上映 の日程は9月の17~19日に決定しました。
そして場所に関してはすぐに決まりました。やっぱり、実朝の生まれ育った鎌倉です。
その鎌倉の中でも、私は「源ホテル鎌倉」(Home - GEN Hotel Kamakura (gen-hotel-kamakura.com) 、2023年5月16日閲覧) という場所にしたいと思っていました。最大の理由は、「SANETOMO」という名前のお部屋があるからです。 こちらのホテルは、鎌倉時代 に北条氏の屋敷があったとされる一角に位置しているためか、「YOSHITOKI」「YORITOMO」「MASAKO」「JYOKYU」といった源氏・北条氏ゆかりの人物などがお部屋の名前になっているんです。
源ホテル鎌倉公式サイトより。 わくわくしますね
鎌倉にあるSANETOMO部屋。こんなにふさわしい部屋がこれ以上にあるでしょうか。いや、ない。この時点ではまだ9月の予約は出来なかったのですが、このホテルにしよう!となりました。
そんな感じで、具体的に何をやるかはまだ決まっていなかったものの、無事に日程と場所が決まりました。
ちょっと気が早いようにも感じますが、泊まりたいホテルの部屋まで決まっていたので、早めに日程を決めておきたかったためです(SANETOMO部屋、やはりサイトを見ているとちょくちょく埋まっていました)。あと普通にめちゃくちゃ楽しみで浮かれてました。
そんなこんなで大河の中でも無事に実朝が誕生した(第22回「義時の生きる道」6月5日放送)のでケーキを買ってお祝いなどしていたら、あっという間に7月になっていました。
おめでとう
しかしここで、我々はある疑念を抱きます。
え?これ本当に9月に実朝活躍するの…?
5月27日に発売された『NHK 大河ドラマ ・ガイド 鎌倉殿の13人 後編』(NHK 出版、2022年6月30日) には、第21回「仏の眼差し」から第32回「災いの種」までのあらすじが掲載されていました。それによると、実朝はその第32回の終盤で将軍に就任するシーンが描かれるというのです。 毎週大河が放送されるとして、我々が迎える9月18日は第36回ということになります。
ちょうど実朝が将軍になってすぐの頃ですが、この頃は(この頃も?)本当にいろいろありました。大きな出来事だけでも、頼家暗殺、畠山重忠 の乱、牧氏事件などがあります。主人公の義時にとっては、無実の友人の討伐や父・義母追放など、特に大きな事件ばかりです。結構時間を割いてじっくりやるだろう、という想像は容易につきました。そうすると、我々が見る第36回はいずれかの事件の真っ最中ではないのでしょうか。
しかし「吾妻鏡 」などを参考にした際に、これらの事件の中でまだ幼い実朝が何かしたか?と言われるとあまり思いつきません。そう考えると、第36回では実朝ってあまり活躍しないのでは…?出ても一瞬、台詞も一言…とかになるのでは……?
牧氏事件で巻き込まれそうになったことはありますが(「吾妻鏡 」元久 二年閏七月小十九日)…合間に和歌とか詠んだりはしているんですが…(「吾妻鏡 」元久 二年四月大十二日)「吾妻鏡 」には御家人 の娘を御台所に立てようとしたが実朝は拒否して都に申しいれたという話があるけど(元久 元年八月小四日)時代考証 の坂井孝一先生が「実朝の意と称して時政が自分の意思を押し通したとみる方が現実的(坂井孝一『源氏将軍断絶』株式会社PHP研究所 、2021年1月)」って言ってたし私もその説妥当じゃないかと思うし…
(ちなみに畠山重忠 の乱の時に実朝が御教書を発給したり、牧氏事件の時に時政が実朝に御教書を発給するよう迫ったなんてことは「吾妻鏡 」にはありません)(「吾妻鏡 」元久 二年六月小廿一日・同月小廿二日、元久 二年閏七月小十九日あたりを参考にしてね)(ちなみに個人的には他の史料でも聞いたことないけどそんな話があったら教えてください)
そんな思いをフォロワーさんも抱いていたため、話し合いの結果、やはり日程を後にずらすことになりました。第36回でも出るには出るかもしれませんが、推しが大河に出るなんてもう生きているうちにあるかなんてわからないし…せっかくだから………せっかくだから………
そしてまた「いつやるか」という問題になりました。 9月18日より後がいい、でももう実朝は将軍になっているし後過ぎるのも怖い…そんなことを考えながらカレンダーを見ると、なんとその3週間後にも土・日・月という絶好の3連休があるではないですか。
9月18日では様々な事件が起こっていたとしても、3週間後の10月9日には少し鎌倉も落ち着いて、実朝が活躍している様子も見られるのではないでしょうか。和田合戦やってる可能性もあるけどね。 こうして、日程は無事に10月の8・9・10日に決定しました。
実際、9月18日に放送の第36回「武士の鑑」では実朝も割と登場していたため、今振り返ると「考えすぎなんじゃ…」と思いますが、この時はまだ実朝がどのようにして本編に関わって来るのか全くわからなかったのです。そもそも一言も喋っていませんでした。 少し映った子どもたちのシーンから「これって実朝かも~😊」ってやってるような時期だったのです(第25回「天が望んだ男」(6月26日放送)の相模川 の橋の追善供養でみんなが集まってるシーンで探してたりしてました)。
なので「現在幼少期のため全く喋っていないけど、元ネタを考えるにおそらくこれから活躍するはずの登場人物」の応援上映 をしようとしていたとして多めに見てください……
みんなで仲良く餅を丸めていたころです(第25回「天が望んだ男」)
そんな話し合いから時が経ち、無事に実朝が将軍に就任し、9月からは実朝を柿澤勇人 さんが演じるようになりました(第34回「理想の結婚」9月4日放送から)。
第34回は実朝が頑張ってました
SANETOMO部屋も無事に予約が取れ、10月8~10日の3日間で何をしようか考えていた9月の下旬、我々の元へ衝撃的なニュースが飛び込んできたのです。
公式サイトより
「「鎌倉殿の13人」応援感謝!ウラ話トーク SP ~そしてクライマックスへ~」
(中略)
「北条義時 は父・時政を乗り越えて鎌倉幕府 の二代執権に就任し、いよいよ姉・政子とともに政治の実権を握ります。物語は日本中世史の大きな謎、“三代将軍・源実朝 の死”、 そして江戸幕府 まで続く強固な武家政権 樹立を決定づけた北条義時 と朝廷との戦い“承久の乱 ”を描く最終章に入っていきます。 物語をより楽しんでいただくために、10月9日(日)は「『鎌倉殿の13人』応援感謝!ウラ話トーク SP ~そしてクライマックスへ~」と題して、小栗旬 さん、小池栄子 さん、坂口健太郎 さんら豪華ゲストを迎え、これまでのドラマをウラ話満載の爆笑トーク で振り返るとともに、クライマックスの見どころをご紹介します。 」
(『鎌倉殿の13人』トークスペシャル番組放送+全体放送回数・最終回放送日のお知らせ - NHK 、2023年5月16日閲覧)
え…?
10月9日…
大河放送しないの!???!
え…?
公式サイトより(下線は引用者)。
しかも実朝(ここでは柿澤勇人 氏を指す)出ないの!???!?!!
え…?
え……?
実朝が活躍する姿を見るために10月9日に変更したら、実朝どころか大河が放送されない週だったのです。
なんということでしょうか。マジで。
しかも代わりに放送されるスペシャ ル番組には、実朝を演じる柿澤勇人 さんの名前はありませんでした。「大河放送されないけど面白そうなスペシャ ル番組やるし柿澤さん出るし良いか~😄👌」もできません。え…?あ…あれ…??
もちろんスペシャ ル番組に罪はありません。ですが我々には「実朝が活躍する姿を見たい」「実朝を応援したい」という思いがありました。そのために日程変更を行ったのです。この目論見が、ものの見事に外れました。推し活ってこんなに難しいんだ………
応援…感謝……スペシャ ル………………………
急ぎフォロワーさんに「10月9日、面白そうな特番やるんですけど実朝出ないらしくてどうしましょうか…(意訳)」と相談したところ、「やっぱり変更しましょうか…」ということになりました。
そうしてここで問題になったのが、「いつやるか」ということでした。
日程をずらすことになったものの、こちらが判明したのは予定日の約2週間前(先に引用した記事は2022年9月22日公開)。いろいろ準備もありましたし、早めるのは急すぎます。やはり遅らせることになりましたが、一番近い日でお互いに日程が合うのが11月6日でした。
11月6日。今から約7週間後。10月9日は放送されないとして、放送されるのは、おそらく第42回。実朝は、退場せずに生きているのでしょうか。
第33回以降のあらすじが掲載された『NHK 大河ドラマ ・ガイド 鎌倉殿の13人 完結編』を参考にしたいところでしたが、このニュースが飛び込んできた9月22日ではまだ発売されていませんでした。2週間後の10月7日発売予定だったのです。
つまり、ここにきても実朝がこれから何をしていつ退場するのかわからなかったのです。 9月放送分って、あらすじが無いいわば空白の期間で、次回予告が流れるまで本当に何が起こるかわからない時期だったんですよね。
でも変わらず「吾妻鏡 」などの流れから、ある程度の推測はできます。できるんだってば。 この時点での実朝退場までの大きな出来事は、時政夫婦追放、和田合戦、渡宋未遂(と暗殺)といったところでした。
仮に時政夫婦追放に1週、和田合戦に2週、渡宋未遂に1週、暗殺に1週…と予想すると、11月6日は暗殺回になります。生きている…と言えば生きていますが………暗殺シーンも素早く終わってしまう可能性があります。つら。
また、もしかすると渡宋の下りを大河ではやらない可能性もあります。時政夫婦追放は義時にとっては大きな出来事ですし、和田合戦は「13人」のうちのひとり・和田義盛 が退場します。実朝暗殺ももちろん大きな事件です。これらに比べると、渡宋の一件はやらなくても物語として重大な支障は出ないでしょう。そうなると、11月6日は「実朝が退場した次の回」ということもあり得るわけです。つらすぎる。
というか正直な予想を言うと、「主人公が北条義時 なんだし11月あたりから最終回までは承久の乱 だよね?」と思っていました。 実朝死後に起こった承久の乱 は主人公の義時にとってはもちろん、泰時や政子にとっても、朝廷にとっても、幕府にとっても重大な戦いです。そして1年間続いた物語のクライマックスです。時間をかけてじっくりやるよね?いや…やってくれ…という願望があったため、「11月ってもう実朝いないんじゃ…」と怯えていたのです。人は本当に、見たいものしか見えません。
でもフォロワーさんと「この回って実朝まだいるんですかね…?」「た…多分…」みたいな会話をした覚えがあるので、そこまで的外れな予想ではないと信じています…
実朝が本当に登場するかはわからない。
わからないですが、ホテルの予約のこともあり我々は11月6日に開催することに決めました。
ここまで来たら、最早祈るしかありませんでした。
…頑張れば10月30日にも実行可能だったんですが(確か私に予定があったため11月になった)、結構頑張らなくちゃいけないし……またいろいろ予定変更するとかしんどいよ………
はたして、この判断で本当に良かったのか。
それがわかるのは、ドラマ・ガイドが発売される、2週間後の10月7日でした。
小さい鎌倉殿のアクスタを作ったり、私の誕生日の9月29日に柿澤さんがクランクアップしたり(https://twitter.com/kakizawa_hayato/status/1575430712572129280?s=20 、2023年5月16日閲覧) 、 10月1日に開催された赤い羽根共同募金 のスタートアップイベントに柿澤さんが参加するというので行ってみたら記憶を失ったり(https://twitter.com/kakizawa_hayato/status/1576058399007313920?s=20 、2023年5月16日閲覧) 、 10月5日に放送された「英雄たちの選択」では実朝が中心となった回が放送されるなど(鎌倉殿暗殺!源実朝 禁断の政治構想 - 英雄たちの選択 - NHK 、2023年5月16日閲覧)、 実朝ラッシュが続いていたらいつの間にか10月7日になっていました。
シルバニアファミリー より少し大きいぐらいのサイズ
ついにやってきた10月7日。ちなみに10月7日放送の「あさイチ 」は柿澤さんがゲストで出演していたため、イラストを2枚ほどFAXしました(「プレミアムトーク 柿澤勇人 ▽“鎌倉殿”舞台裏&特殊メーク!」 - あさイチ - NHK 、2023年5月16日閲覧 )。
FAXを送ったフォロワーさんと 自分たちの送ったイラストって 周りの人たちと比べてなんか文字が多くない…? という話をしました
FAXして出勤して仕事していたらもうお昼。12時になった瞬間、私は近所の本屋に駆け出していきました。
これから先は放送延期等がない…と仮定して、11月6日に放送されるのは第42回。
はたして本当に、あの判断で良かったのか。本当に私たちは、実朝の元気な姿が見られるのか。
雑誌コーナー、雑誌コーナー、テレビ、テレビ、大河、鎌倉殿の13人、鎌倉殿、あらすじ、あらすじ、第42回、第42回、第42回、…
「第42回」
(中略)
「「大きな船を造りましょう。誰も見たことのない大きな船。それで宋へ渡り、交易を行うのです」
「聖徳太子 様もかつて隋へ使者を送られました」
仲章に心を揺さぶられ、実朝はすぐにも船造りに向けた準備に取りかかるように命じた。」(『NHK 大河ドラマ ・ガイド 鎌倉殿の13人 完結編』NHK 出版、2022年11月10日)
え!??!?
まだ渡宋!???!???!
承久の乱 大丈夫なの!????!????!??!???!
え…?
ヤッター!???!!!!?????!!!???!???!??!??
第42回のあらすじ。そこに記されていたのは、実朝が渡宋しようとする姿でした。
実朝が元気な姿を見ることができるのは嬉しい…嬉しいですが、なんだか試合に勝って勝負に負けたような…「僕は昔から源実朝 が大好きで(下記画像参照)」と言っていた脚本家に感謝すればいいのか憎めばいいのか…承久の乱 ……承久の乱 は…………?
鎌倉の大河ドラマ 館に掲載されていたパネルより(下線は引用者)
なんだか非常に複雑ですが、実朝が元気な姿を応援できるのはとても嬉しいですし、安心しました。仮に1回分延期が発生しても、11月6日に大河の放送があればそこに実朝は登場します。
それに渡宋の件は、私の好きなエピソードのひとつです。突然宋に行こうとするなんて…最高! そんな好きなエピソードの回を、実朝が生まれ育った鎌倉で、実朝が好きな人と一緒に見ることができるのです。最高!!前々から「渡宋して♡」ってうちわ作りたかったんだよな~~~!!!!
本当にいろいろありましたが、無事に11月6日・7日に開催することが決定した応援上映 会。1か月後の念願の日に向けて、着々と準備を進めるのでした。
※勢いのあまり本屋で立ち読みしてしまいましたが、立ち読みはやめましょう(読んだ後買いました)。
長くなりすぎたため、実際の様子はまた後程…
友人のLINE。応援上映 会が超たのしみな様子